外断熱マンション

外断熱工法について

マンションの断熱の方法には、「内断熱」と「外断熱」があります。コンクリートの内側に断熱材を入れる「内断熱」。一方、コンクリートの外側を服を着るように断熱材でくるむのが「外断熱」。これまで日本のほとんどのマンションに採用されてきた「内断熱」に対し、実は欧米の集合住宅では「外断熱」が一般的です。「外断熱」は、人と健康と耐久性の向上に様々なメリットを発揮し、地球環境にも貢献します。住まい選びに新しい選択枠となる、心地よい暮らしの本質を工法から見つめ直した、「外断熱」マンションです。
コンクリートの外側を断熱材で包む外断熱工法モデル
外断熱工法には2種類の工法があります。

アウサレーション湿式外断熱工法
独自の通気構造を実現したアウサレーション外断熱工法を採用
「アウサレーション外断熱工法」とは、コンクリート躯体を含む防耐火構造として認められた各種の下地構造体に透湿型EPS断熱材「ドライビットボードを張り付け、ボード表面をスタンダードメッシュで補強した透湿接着モルタルで被覆。水蒸気を透過させるフィニッシュコートで仕上げる「水蒸気透過型」の経済的な外断熱工法です。また、世界的な防火基準である北米の多層階防火試験をクリアした高い安全性も備えています。さらに、省エネルギー特性や、結露防止によるカビやダニを発生させない健康的な室内環境の維持、軽量のため構造負担の軽減に、外壁の劣化防止によるメンテナンス負担の軽減を建物の耐用年数の延長といった、外断熱建築ならではのメリットも、兼ね備えています。 イメージイラスト
独自の通気構造を実現したアウサレーション外断熱工法を採用

弊社採用/外断熱工法
アウサレーション湿式外断熱工法
防水性と透湿性を兼ね備えた特殊な外装材によって水蒸気を発散し、高い耐久性が備わっている。
従来の断熱工法
従来施工している内側の断熱では、断熱材で結露が生じる危険性がある。

通気性と耐候性を備えたアウサレーション外断熱工法 写真
アウサレーション湿式外断熱工法は、スキーウエアの表地と同様、外部からの水気を防ぎ、さらに内部の水蒸気を発散させる特質を備えています。これにより、住戸内部の余分な水蒸気はコンクリートを通して外部に排出され、コンクリートを保全するとともに、断熱材の劣化も防止します。

(右写真:断熱材の下から空気を注入している様子。水は浸透せず気泡が出ています。)


乾式工法

乾式工法



コンクリートの外側を断熱材で包む外断熱工法モデル

コンクリートの外側を断熱材で包む外断熱工法モデル


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